ソフトの説明
HSP3用のオブジェクト難読化&独自スクランブルツールです。
オブジェクトファイルに難読化処理を行い、かつEXEの埋め込みデータに対して独自のスクランブル処理を行うことで、逆コンパイルおよび埋め込みデータの抽出を困難にします。
スクランブル機能は、既存の埋め込みデータの抽出ツールの無効化を目的としています。
難読化機能は、逆コンパイルを行ったときに完全なソースの復元を困難にし機密情報の流出を防ぐことを目的としています。
ただし、困難になるだけなので完全に不可能にすることは原理上絶対に出来ません。(最低でもHSPランタイムがコードを実行できる状態にはなっている必要があります。)
また、副次的効果としてオブジェクトのサイズが小さくなる場合があります。
ダウンロード
実装済み機能
難読化ルーチン
- ダミー命令挿入
- 新規命令名・新規関数名のデータセグメントからの削除
※場合によってはこれらの機能が働かないかもしれません。
スクランブラ
- Camelliaによるスクランブル処理。
※yabuinu.hrt を使用時のみ処理が行われます。
インストール
- HSPのインストールフォルダに存在する、hspcmp.dllの名前をhspcmp_org.dllに変更後、ファイルをコピーしてください。
アンインストール
- インストールしたファイルを削除し、hspcmp_org.dllをhspcmp.dllに名前を変えるだけです。レジストリは一切使用しておりません。
動作確認環境
自作PC Windows XP x64 SP2 上の HSP 3.1 で動作確認しました。
Windows 2000/XP/Vista で動くと思います。
更新履歴
- 0.0.1.0 2009-09-30 とりあえず3.1用が実装できたので公開