新しい Mac book Air を手に入れたので、以前のだとスペック不足で使いずらかった Blender を入れて、環境を整えてみた。
とりあえず Blender 自体、日本語の表示に対応しているみたいだけど、アドオンを日本語にできる User Translate アドオンを Mac OS で使ってみました。
- Blender のインストールと日本語表示の設定を行う
- CAD Sketcher のインストールと、非公式アドオンのインストールの仕方の説明
- User Translate のインストールと CAD Sketcher の日本語表示の仕方の説明
をこの記事では扱っています。
Blender のインストールとUIを日本語化
インストールは公式ページからダウンロード。 最近、メジャーなソフトだとUAとかみて自動で最適なインストーラやパッケージを選んでくれるサイトが多い印象。
そしてインストールするだけ。簡単。
日本語のメニューにするには...
「Edit」→「Preferences」をメニューから選んで...
「Intaface」→「Translation」から「日本語(Japanese)」を選ぶだけ
CAD Sketcher をインストール
CAD Sketcher から指示に従ってインストールします。
ZIPアーカイブをダウンロードします(ダウンロード後に解凍しないでください)
Blenderを開き、「編集」→「設定」→「アドオン」→「インストール...」ボタンを押します。
ダウンロードした main.zip
を参照して選択し、[アドオンのインストール]を押します。
チェックボックスを押してアドオンを有効にします。
CAD Sketcher は solvespace python module が必要となるため、アドオンの設定内で、"Solver Module" タブをチェックして、モジュールがすでに使用可能かどうかを確認します。
Module isn't Registered
と表示が出ている場合は "Install from PIP" ボタンを押してインストールします。
User Translation をインストール
User Translate からアドオンのZIPファイルをダウンロードしてインストール。
手順は先ほどと同じ。
翻訳するためのテーブルは /Users/{ユーザー名}/Library/Application Support/Blender/{Blenderバージョン}/scripts/addons/user_translate/user_files
(以下 user_files
) に存在します。現状、「フォルダーを開く」が効かなかった...
パスの一部は環境によって違うので
変数 | 概要 |
---|---|
{ユーザー名} | コンピュータを使用中のユーザー名 |
{Blenderバージョン} | インストールした Blender のバージョン。 3.1 など |
それぞれ自分の環境に置き換えてください。
user_files
フォルダへのアクセスは、Finder で Command
+ Shift
+ G
を入力し「フォルダへ移動」を表示し上記のパスを入力します。
デフォルトでは sample.csv
のみ存在します。
CAD Sketcher を翻訳してみる
日本語化【CAD_Sketcher】翻訳ファイル - Studio GAMMA - BOOTH から CAD_Sketcher_v0.20.0用_v1.01.zip
をダウンロードします。
ZIPファイルを展開し、CAD_Sketcher_v0.20.0.csv
を取り出し、user_files
に設置します。
設置すると自動的に翻訳が適用されます。